カッピングやってみた
はじめてのカッピング
コーヒーめちゃくちゃ好きなんですが、実はカッピングってちゃんとやったことなかったので、やってみたよ!という話です。
実際にやってみると自分が想像していた以上の世界が広がっていて、得られた知見をもとに日々のドリップにも活かせそうなので、コーヒーを自分で淹れ始めた人とかはぜひ試してみてほしい。
今回の豆
写真左から
- Kenya / AA KANGOCHO / Fully washed / FUGLEN COFFEE TOKYO
- Ethiopia / Violet / Natural / KOFFEE MAMEYA / ONA Coffee
- Ethiopia / Gedeb Worka / Natural / Leaves Coffee Roasters
- Ethiopia / Worka Sakaro / Washed / Leaves Coffee Roasters
- Ethiopia / Chirre Samii #1 / Washed / Leaves Coffee Roasters
- Ecuador / ? / Natural / KOFFEE MAMEYA / Momos Coffee
- Burundi / NZOVE / Natural / La Cabra
- Burundi / GATUKUZA / Washed / La Cabra
というラインナップ。1st バッチはなんとなくエチオピア3つで始めてしまって、2nd は似たものを比較したかったので、今回は 1 つ目の Kangocho はカッピングできなかった。後日自分でやってみようと思う。
カッピング方法
- 8g (1st は 12g)の豆を粗めに挽いて「ドライ」の状態で香りを確認する
- 92℃ のお湯を 120g(1st は 180g)を 30 秒ごとに順番にグラスに入れる
- 4 分後、浮かんでいる粉をスプーンで沈める「ブレイク」を行う(今回は 5 回撹拌)
- 表面に浮かんでいる泡やチャフを取り除いてテイスティングを開始
- 冷めてくる 20 分経過と 30 分経過のタイミングでもテイスティングを行う
抽出方法によらない豆そのものの特徴を捉えることを目的としているので、本当に粉にお湯をそそぐだけ。それでも不味くて飲めない!ってことにはならなくてむしろ美味しいので、いろいろとドリップのお作法にこだわるのが無駄とは思いたくないけど、ドリップは豆本来の美味しさを引き出すために調整を行う役割なんだな、ってのを感じた。
1st バッチ
最初は Leaves Coffee Roasters のエチオピア飲み比べセット。まさに今回のカッピングにピッタリだったので注文しておいた。ただ、届くのが早すぎてフライングで 1 杯だけ飲んでしまった。
- Ethiopia Chirre Samii / Washed (Samii と呼ぶ)
- Ethiopia Worka Sakaro / Washed (Sakaro と呼ぶ)
- Ethiopia Gedeb Worka / Natural (Gedeb と呼ぶ)
Gedeb だけ Natural なので Samii と Sakaro の違いがどうなのかがポイント。
低温で味が大化けする豆
今回一番大きな発見だったのは、高温時に他2つ(Samii と Gedeb)と比べると、ボディが弱くてレモン系の酸味が目立っていまいちピンとこなかった Sakaro が、20 分経過あたりで大化けしたこと。
長く浸したことでボディの部分がしっかり抽出されたように感じた。なんとも言えない絶妙なフローラルかつジューシーな強い甘さと、アクセントになるレモンの酸味、全体としてクリアで明るい味。口に含んだ瞬間「何だこれ!」って笑ってしまった。
ただ、不思議なのはこの味はドリップしただけでは再現できなかった。温度は低め挽き目はちょい粗くしてみたんだけど・・・。 いくつか要因は考えられる。
- 温度が低いことによって抽出不足になっていた
- 挽い挽き目だったことも抽出不足の要因の可能性
ということで、次回は温度は高め、あと透過式よりも浸漬式に寄せる感じでやってみる。各パラメータを変えながらなので時間かかりそう。
・・・今オンラインストアを確認したら売り切れ!悔しすぎる。
あ、これと全然関係ないですけど、Leaves は 7/5 から Champions Order という企画でコンペ用のコーヒー豆の販売を開始するみたい。 キャニスターに入ってて量は 40g、3 種類のレシピ動画付き、価格は 4000 円 (だったと思う)。
詳しくは 6/29 夜のインスタライブ を見てください。Instagram での告知もするそうです。
2nd バッチ
力尽きたので追記する。